私は転勤族、という族に属しているジプシーなので、
「ふるさと」というものを持たない人間なのですが
両親は現在福岡に住んでいるので、最近は時々福岡に帰省します。
で、福岡に帰省した折りには、必ず呑み食いしにいく
「
回(kai)」というお店があり、そこのお店の方も
塩麴にはまっていて、先日、その方のご厚意で
「糀とお酒の会」という小さな会を催していただいた。
お店のしつらえも食器も料理もお酒も音楽も、
もちろんオーナーご夫妻もすばらしくステキで
私はすべてにおいて気に入っているので
本来ならそういう会を催していただくなど
恐れ多くてお断りするのですが、
回さんでなら良いかも(ってか、私がお客になりたい!)と思って
初めて、そういう事を勉強させていただきました。
大体の会の流れはこんな感じ。
まずは糀についてのよもやま話。
(緊張しまくりで何話したのかあまり覚えておらず)
↓
糀についての質問など。
(色々と質問してくださる方が一人いたので、それを皮切りに
皆さんからも遠慮無く質問があったので答えたりして和んでいく)
↓
塩麴の作り方実践。
(塩麴を知ってる方は少ないので、みんなきょとーんとしている)
↓
もう一人のゲスト、国産(サッポロ)ワインの営業の方の
ワインのお話しを聞きながら、色々な国産ワインを飲みつつ
ワインに合う塩麴料理のワインプレート、大皿塩麴料理を食べる。
(このあたりから酒もはいり、みんな料理を食べながら
塩麴料理のおいしさに驚いて、塩麴についての
質問がバンバン来るので、私もバンバン答えていく。
そして私もすっかりワインの説明に聞き入り、
試飲も重ねて、ずいぶんとゴキゲンさんになってくる。)
↓
次においしい日本酒を何種類か飲みながら
日本酒プレート、大皿料理をいただく。
(みんな満面の笑みで飲みながら食べながら質問雑談入り交じり。
私もすっかりお客さん気分で、お料理とお酒を堪能。)
大体3時間半。ちゃっかり自分の本の宣伝もして
(酔っぱらってもそこは忘れない)
何冊か買っていただき、サインなどもさせていただいて(てへ)
塩麴の作り方実践で作った塩麴をお土産にして終了。
お料理はほとんどお店の方にお願いしてしまったので
私はしゃべるだけしゃべって、おいしいお酒と
自分では作れない様なおいしい肴をいただいて、
最初の緊張はどこへやら、普通〜に楽しんでしまいました。
その後、お片付けをしているお店の方々を
邪魔しながらしつこく飲んだ後、オーナーご夫妻と打ち上げ♪
居酒屋で楽しく呑んで、最後は、このご夫妻がやっている
もう一件のお店、福岡のゴールデン街の様な場所にある、
隠れ家的立ち飲み国産ウィスキーのお店「
BEM」に行き、
最高においしいハイボールを呑みながら
先に居たお客様のおっさんの楽しい話を聞いて笑って福岡を満喫。
それにしても、会に来て下さった人達がみなさん、
塩麴料理の味のおいしさに驚いて
「これ、本当に塩麴だけで味付けしてるんですか!?」
なんて言ってくださる姿を見て、とても新鮮な気分。
色々な部分で勉強になって、感謝感謝!
本当にありがとうございました!!!
しかもお客様全員、美人さんで(福岡はきれいな人が多い!)
お洒落で、自分をしっかり持った雰囲気の方ばっかりでしたぜ☆
そして国産ワインはあまり呑む事がないのですが
とってもフレッシュでフルーティだったので
きっと酸化防止剤とかがあまりはいっていないからなのかなぁと
思っていたのですが、そういう事ではなく、
やはり日本人の口には日本の土壌で育ったものが合う、
という事と、いい加減な作り方をしていない、という事が
(輸入ワインの中には、濃縮したものを水で薄めて
販売したりする事もあるらしい)おいしさの秘密らしい。
日本酒は勿論、国産ウィスキーもおいしいし、麴は日本の菌だし、
今回の食材は糸島(福岡県)の産直ショップで買った新鮮なものが
ほとんどだったし、ビバ! 地産地消!
日本のものは、日本人にとって、一番おいしいのです。
もちろん楽しすぎて、写真なんか全然撮れなかったっす。
てへへ(汗)。
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今回のお料理の何品かは、この本に掲載してあるぜ!
お味噌やら塩麴やら酒粕やら、
糀の魅力を余すことなく伝えた糀LOVE本
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