冬の塩糀についての苦情と対策
ワタクシの出した麴の本を読んで
「
塩糀を作ってみよう!」と思っていただいた
知り合いの方々から
「乾燥糀だと水分が少ないんじゃないか?」とか
「寒いせいか、なかなか熟成しない」とか
「おかゆっぽい感じになっていて、
あの本に載ってたみたいにトロトロにならない」
とか、色々不安にさせている様です。
説明不足&勉強不足で申し訳ございません。
本に掲載されている我が家の
塩糀は
継ぎ足し継ぎ足しで作っており、
なかなかの年期がはいっているのですが
作りたては柔らかいおかゆの様な状態で
大丈夫でございます。
乾燥糀も、冬は上の↑写真の様な水分が少ない
ぼそぼそ状態で、なかなか熟成して
とろりとしてくれない様です。
「早く使いた〜い!」場合は
(200gの糀に対して)50~100ccくらいの
お水をいれちゃっても良いです。
(調理に使うときの量は多少加減して下さい)
なんだかフワフワした事を書いてしまって
本当に申し訳ないのですが、
本当に温度や糀の状態や熟成期間や色々な事で
微妙に変化するので、私も把握しきれていない
部分が色々とあるのです。
でも逆にそんなに気負わず、
「ま、これでいんじゃね?」くらいの
軽〜い気持ちで作っても全然大丈夫なのです。
いつまで経っても奥の深い糀様と
長くつきあっていくために、
これからも日々精進していきますので
皆様、暖かい目で見守っていただけると
嬉しく思います。