先日、「
世界のくさウマ実食会」というものに参加してみました。
「くさウマ」とは、マンガ『もやしもん』や、
発酵博士・小泉武夫先生の著書などでもおなじみの、
強烈な香りを発する、世界の発酵食品の代表選手達。
○モンドールチーズ(フランス)
○臭豆腐(台湾・中国・香港など)
○くさや(日本/新島)
○ホンオフェ(韓国)
○シュールストレミング(スウェーデン)
が、一晩ですべて試食できるという
まさに「くさウマベスト盤」の様な会だというので
数日前から友人3人と、戦々恐々とし、
服に芳香な香りがまとわりつかない様に
100均でレインコートを買い(無駄でした・笑)
体調も整え(笑)、万全の体制で参戦致しました。
一応、トークショー形式だったのですが
席がちょっと離れた所だったので、あまり説明を聞かず
お酒呑んでくっちゃべってばっか。
で、会場内も薄暗いので、写真は見事にボケまくり(笑)。
最初に出てきたのはモンドールチーズ。
トロットロで、ちょっと青臭い味が個性的でしたが
全然おいしい♡
もう一種類あったのだけど、話聞いてなくてわからず(笑)。
ヤギのチーズだったかしらん。
なーんだ、こんなものかと思って、
次に出てきたのは臭豆腐。
厚揚げっぽいものもあるらしいのですが
こちらは生タイプ。灰色です(笑)。
恐る恐る、爪楊枝の先っちょにちょこっとつけて
みんなで実食。
友人達は「無理!」と言って、
激しく拒否反応を示したのですが
……恥ずかしながらワタクシ、おいしかったです(笑)。
クセのある香りにチーズっぽい濃厚さ、
塩分が強いので、口に含むと唾液がじゅわっと出てきて
なんかその感じが非常にクセになり、
小さいかたまりでしたが、チビチビいただいて、
一人で完食(笑)。
フツーに、焼酎お湯割りと臭豆腐をつまんで
い〜い気分になっていると、お次はくさや。
でも、くさやは父親の好物なので実食済み。
父親には「臭いからやだ〜」とか言うくせに
全然普通にいただけました。
後味は強烈ですが、味の濃い干物という感じで
焼酎に合いましたよ。
ちょっと冷めてたのが残念。
焼きたてのが良かったなぁぁ。。。
さてここまでは余裕でクリア。
でもお次は、相当強烈なアンモニア臭が
すると言われるホンオフェ。
発酵させたエイのお刺身らしい。
そのままだとさすがに強烈すぎるので
キムチと豚肉と一緒にいただきます。
口に含むと、豚肉とキムチの間から
アンモニア感がスコーンと通り抜けます。
少量だったし、キムチと豚肉がおいしかったので
アンモニア感が味のアクセントになって、なかなかうまし。
あれあれ? もっともっと強烈なものではないの?
と、思っていたら、大トリの登場。
悪名高い、シュールストレミングさんです。
昔見たテレビ番組では、人から頂いたシュールさんを
どこで開けたら良いかわからず、
ビニールハウスの中で開けてました。
そんな強者です(笑)。
これもそのままではなく、バケットの上に
バター、刻んだ紫タマネギ、スライストマトに
少量を混ぜ込んだものをいただきました。
うまーーーーーー♡
漬け汁の香りは確かに強烈ですけど
臭いアンチョビみたいな感じ?
ホンオフェもシュールストレミングも、
そのまま食べるときっと強烈なので、
やけに嫌われ者扱いですけど
ちゃんと、他の相性の良いものと一緒に食べると
その強烈さが味のアクセントになって
ぜーんぜんおいしくいただけるものだなぁと
思いましたよ。
臭豆腐だけは意見が分かれましたが(笑)
他のモノは、ちゃんとそれ相応の食べ方をしたら
おいしいものなんですねぇ☆
私が発酵食品に強いのか
はたまた味覚が鈍いのかは
さだかではありませんけど。
ごちそうさまでした!
ちなみに翌日は快腸でした!
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別の友人は「発酵食品の臭いのはおいしいけど
ドリアンは無理!」と言ってました。
それはあるかも〜。
次はふなずし食べたい。
☆「
小説すばる」にて連載していた、全国の麴を巡る旅日記
『麴巡礼』2013年春頃単行本発売決定ちゃん☆
ワタクシの著書
☆
からだに「いいこと」たくさん『麴のレシピ』
(池田書店)2010/11/25発売
☆
毎日がたのしくなる『塩麴のおかず』
(池田書店)2011/8/25発売
☆『
麴のおつまみ』
(池田書店)2012/5/28発売中
異例の、料理本とセットになった楽曲
わたくしの歌詞に、福岡在住のミュージシャン
「コロンビア浦野」さんが曲をつけて唄ってくれてます♡
『
塩麴のおかずのうた』
(コロンビア浦野:ライブバージョン)
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