センスの良い料理道具を売ってるお店などで
時々、『
無水鍋』というものを見かけます。
鍋に厚みがあり、蓋ががっちり閉まるので
蒸気が逃げず、野菜が持ってる水分で
自らを蒸し上げてしまう、という、
野菜がけなげにがんばってしまう鍋だそうです。
いいなぁ、欲しいなぁ、と思いながらも、
アルミの鍋好きなので、
普通の厚みのある鍋を持ってるからいいや、と
あきらめておりましたが、先日、実家の倉庫に眠る
無水鍋らしきものを見つけ出し、
洗いたおして、うちに持ち帰ってみました。
よくよく調べると、お店で売ってるのとは違い
蓋が二重になっている『
New吉岡鍋』と
呼ばれる鍋らしい。
今とは少しデザインが違ってますし
蒸す為の道具などありませんけど。
で、ちょいちょい使ってみた所、
枝豆とごはんが、べらぼうにうまい!!!
うちのごはんは、鋳物の鍋で炊いていて、
冷めたご飯もおいしく炊けていたのですが
この吉岡さん、負けてません。
いや、もしかして勝ったかも???
何より、蓋が二重になっているので、
白濁した蒸気が出ず、コンロが汚れないのが良い!
蓋は二枚洗わないといけませんけど
コンロより洗うの楽だしー。
あと枝豆!!!
実は私、枝豆にたいした愛情を持っていなかったのですが
多めに塩をこすりつけた枝豆を火にかけ、
時々揺すりながら3分くらい、
その後火を止めて、蓋をしたまま
2分蒸らした枝豆の、おいしいこと!
豆の味がしっかりするので、
すっかり枝豆好きになっちゃいました。
今度新潟の知り合いにお願いして
茶豆送ってもらわないと♡
で、最近暑いし、こんな幸せな訳です。
ちなみにこの器はすべて、祖父母の家で
使っていたものを引き取りました。
季節が合ってないけど、可愛いでしょ〜。
このロックグラスも使いやすくて
デュラレックス並に使っております。
底のデザインも格好いい!
お引っ越しして、新品のぴかぴかな
キッチンを使っているのに
古い鍋に古い食器。
なぜか、古いモノが同居していないと
落ち着きませんね。
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まだ全然、服もCDも本も片づいていないのに
台所だけは正常に機能し始めております♡
意外と友人も来てくれるので
広い部屋に小さい簡易テーブルを置いて対応。
それもまた楽し。
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